2015年05月20日
NC制御装置とパソコンとのRS232C通信ケーブル
パソコンとCNC(今回はファナック11M)との間でNCデータの送受信する時の
RS232Cケーブルです。
このケーブルが、断線やコネクタ部の破損で交換して欲しいとの
オーダが時々あります。
ネットを調査して、一般的なクロスケーブルでは
データのやり取りがうまくできません。
ゴードーソリューションが専用ケーブルを販売していますので、
購入してみました。
データの送受信はOKですが、
価格が高く、ケーブルも細く、現場で長く使うには不安があります。
そこでミスミで自由設計ハーネスを利用して
専用ケーブルを作りました。
品名
RS-232Cハーネス
型式
RS232C-9SUL-25PML-B-A-6-X-1532302
内容
9SUL パソコン側DSUB9ピンメス #4-40UNCロングネジ
25PML NC側DSUB25ピンオス M2.6ロングネジ
B AWG22シールドケーブル
A シールド処理は両端フード内接続
6 ケーブル長さ 0.1から15mまで任意で指定
X-1532302 この専用ケーブルのカスタムNo
AWG22(0.3mm2)と太いケーブルで長さ6mだと価格6千円ほど、オーダーしてから4日で
届きます。
ミスミの取引口座があればこの番号でだれでも購入可能です
このケーブルでパソコンとのDNC運転できることを確認しました。
最近のパソコンではRS232Cのシリアルポートが無いのが多く、
下の変換ケーブルでUSBポートで接続できるようです。(アマゾンで2千円ほど)
テストができたらまた報告します。
今回のデータ通信関連の技術情報では竜の子さんのサイトが参考になります。
Posted by 林 美紀男 at 15:15│Comments(0)
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